会社のニュース 圧力容器皿の頭は何?

圧力容器の鏡板（トロイダル半球鏡板とも呼ばれる）は、圧力容器の端部閉鎖によく用いられるタイプです。

これは、部分的な球殻、アーク状のフランジ、およびストレートエッジ（短い円筒形部分）の3つの部分から構成されています。遷移部分は球面とストレートエッジを接続し、その曲率半径は球面よりも小さくなっています。この設計は、フランジ付きのクラウンヘッドと見なすことができます。

トロイダル半球鏡板は、柔軟な加工、便利な成形と製造、および低い金型コストという利点があります。しかし、曲面間の接続部で曲率半径が急激に変化するため、大きなエッジ曲げ応力が発生し、耐応力性能が低下します。そのため、高圧や負荷変動の多い状況には適していません。主に低圧および中圧の圧力容器に使用されます。